httpsにURL変更しました。ブックマークをご確認ください

中山競馬場に新設されたグランプリロードを見てきた

 暮れの大一番である有馬記念も間近に迫って2014年の競馬シーンもあと僅か。12月の中山・阪神・中京開催がはじまってもう数週が経過しましたが、中山競馬場に新設された「グランプリロード(はなみち)」の様子を改めてお伝えしたいと思います。

20141207 中山競馬場 グランプリロード(はなみち) / GrandPrix Road "Hanamichi" at Nakayama R.C.

 「グランプリロード」なのか「はなみち」なのかどっちなんだと思いながら現地に向かったのですが、JRAのリリース(現在はリンク切れ)を見ると「グランプリロード(はなみち)」が正式名称のよう。「はなみち」は函館競馬場などでも広く使用されている名称なので、中山競馬場限定での付加的な名前がグランプリロードなのかな、、、ま、どうでもいいですかね^^;

クリスタルコーナーがなくなり、グランプリロードへ

 このグランプリロードが出来る以前は、ゴール板を過ぎて1コーナー寄りに「クリスタルコーナー」と呼ばれるスタンドがありまして、このスタンドを取り壊す形でグランプリロードと業務用の建物が新設されました。

20131130 中山競馬場 / Nakayama R.C.

 上が工事前の写真。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、1番奥に見えるのがクリスタルコーナーです。(2013年11月撮影)

20140309 中山競馬場 / Nakayama R.C.

 2014年になるとクリスタルコーナーの取り壊しがはじまり、ウイナーズサークルを中心とした一部以外は立ち入り禁止に。この後2014年の秋開催が新潟へと代替となった間に、一気に工事が進んだ形となります。(2014年3月撮影)

20141207 中山競馬場 / Nakayama R.C.

 そして改修工事完成後の中山競馬場スタンド。奥に業務エリア棟が見えます。(2014年12月撮影)

グランプリロード(はなみち)の全容

20141207 中山競馬場 グランプリロード(はなみち) / GrandPrix Road "Hanamichi" at Nakayama R.C.

 スタンド側からグランプリロードを見るとこんな感じ。パドックから本馬場に向かう出走馬たちは、一旦ファンから見えない場所を通ってからすぐにグランプリロードへど出てきます。上の写真でいうところの左奥から右手前へと進んでくる感じ。ちょうど出走馬が通っていないタイミングの写真ですみません^^;

20141207 中山競馬場 グランプリロード(はなみち) / GrandPrix Road "Hanamichi" at Nakayama R.C.

 グランプリロードからは本馬場に直結していて、芝のレースであればそのまま入場→返し馬となります。ちなみにこの付近はシートや荷物での場所確保は厳禁とのこと。今後ルールの変更などあるかもしれませんが、現段階でいえば事前の場所取りができませんので、お目当ての人馬がいる場合には早めに行って待機するようにしましょう。

20141207 中山競馬場 / Nakayama R.C.

 グランプリロードから本馬場に出るあたりの雰囲気は京都競馬場に似た感じといえば伝わりやすいでしょうか。ウイナーズサークルも同じような形で、グランプリロードの脇、本馬場の手前にあります。

レース前後の臨場感はバツグン

20141207 ボルドネス / Boldness

 グランプリロードが出来たことでのメリットは、「パドックで騎乗しないジョッキーも間近で見られる」ってことでしょうか。連続騎乗などでパドックに姿を現さない騎手でも、グランプリロード奥にある業務棟から姿を現して、ファンの目の前で騎乗して本馬場へと向かいます。「全12レース騎乗するからなかなかパドックで見られない!」なんて騎手を追っかける場合には、パドックではなくてここで出待ちするのもいいかも。

20141207 ウインティアラ / Win Tiara

 以前の中山競馬場でも見られた光景ですが、レースを終えた馬が引き上げてきて脱鞍するシーンも目の前で見ることができます。「いやぁこの距離は長いね!」「ダートだわこの馬」なんていう騎手と調教師との生々しい?やり取りも聞こえてきたりするので、そういうマニアな皆さんも楽しめるエリアになっております。

20141207 ウインティアラ / Win Tiara

 脱鞍したあとの、ゼッケンをつけていないレース後の馬を見ることなんかも出来たりして、のんびりここで過ごすのもいいかなぁなんて思わせてくれる中山競馬場の新スポット。重賞開催日などは混雑するかもしれませんが、土曜にのんびり観戦する方にはオススメかもしれません。

 なお、注意点としては上にも書いた場所取り厳禁のほか、有馬記念など大レースではグランプリロードが使用されないということ。2014年の有馬記念当日は特別レースにおいても使用しないという掲示がされていましたので、その点はご注意を。

この記事へのコメント

タイトルとURLをコピーしました