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競馬的カメラ私論

 去年カメラ本体を水没させたおかげで年末に超金欠だったブログ、Turfwave525へようこそ!

 水没っていうか土砂降りの日に競馬場で使ったら電源入らなくなって修理代3万と言われたんですけどね、、、。ちゃんと純正のレインカバー付けてたのですが、ストラップ通す隙間からやられたようです。3万出すなら新しいの買うわ!ってことで現在に至ります。、、、と、盛大に主題から離れてしまいましたが、カメラについて競馬を交えて語ってみます。反論されると泣きますたぶん。

20131005 キミノナハセンター / Kiminonawa Center

 いきなり結論めいたことを言ってしまうと、カメラ上達には「場数とセンス」が大事です。いわゆるコンデジと呼ばれる1万円台から買えるコンパクトデジカメでもそうですし、桁外れなお値段がするデジタル一眼レフでもそうです。もっと言ってしまうと、スマホやガラケーに付いてるカメラでも大事ですよ。コンデジでもスマホでも綺麗な写真撮る人たくさんいますからね。ホント「場数とセンス」がすべて。同じような写真量産して泣いてる人が強調することじゃないですけども^^;;;;;;;;

 場数が必要な理由としては、カメラによって癖があるからなんですね。「このタイミングでシャッター押せばぴったりフレームに収まってくれる」とか「これくらいの曇りだったらこんな設定でいける」とか。ある程度は購入前に調べたり店頭で触って把握できますが、やっぱり大事なのは何回も何百枚も実際に現地で撮って経験することです。(コンデジだと特に)シャッターを押したタイミングと実際に記録されるタイミングがズレやすいですが、逆にその癖さえ把握してしまえば、早め早めにシャッター押せば、割と競馬場でも対応できたりします。設定にしても、晴れた芝コースと日陰のパドックでは全然変わってきますし、同じ場所で撮っていたとしても朝イチと昼と夕方では設定がガラッと変わります。そこは設定を変えて乗り切るか、あるいは撮影場所を変えてしまうか。やっぱりこれも場数を踏んだ経験だったり、その場で設定を切り替えられるだけのセンスだったりが必要になります。競馬場で場所取りだけして安心して昼寝してても良いことは何も無いですよ!とにかく撮れ!!(笑)

20131220 川崎競馬場誘導馬 / Lead Horse at Kawasaki

 設定の話を長々としましたが、最初のうちはオートでバリバリ撮ってみることからはじめましょう。大丈夫、みんなそんなもんです(笑) 特に最近のカメラは優秀ですので、大抵のシーンではハズレを出さずにいい写真を撮ってくれます。カメラマジ優秀。まぁそれでもレース写真とかは難易度高いですから、失敗作も量産すると思います。それでも数少ない成功(っぽい)写真の設定を後から見返してみて、同じような設定でマネして撮ってみましょう。試行錯誤していくうちに、シャッタースピードだとか、あるいはISO感度だとか、明るさ(絞り値)だとか。そういったことがなんとなーく把握できてくると思います。それでも把握できなかったら、、、パドックなら1/320、レースなら1/500くらいのシャッタースピード優先モードに設定して、シャッター押せばなんとかなるんじゃないかな。なりませんかね?(棒)

 そういった設定をいろいろいじってるうちに、自分の好きな構図だとか設定だとか、そういったものが自然と出てきますので、あとはその幅を少しずつ広げていきましょう。「元々明るく撮れてるんだけど、設定であえて暗くしよう」とか「シャッタースピードをゆっくり目にして脚をあえてブレさせてみる」とか「手前の客席をボカしてあえて含めつつ馬をクッキリ撮る」とかね。正解な設定というのは無いですし、そこをどう「あえて」で調理するかはまさにセンスの領域。一般席や遠目からでも素晴らしい写真を撮る方がたくさんいらっしゃいますし、逆にプロや関係者で下手な(以下略) そもそも上手い下手というよりは、競走馬や競馬場を活かしてどんな写真が撮りたいか、芸術的な写真か記録的な写真か。どういう写真を撮るかはまさにセンス次第。究極的には自分が納得さえできれば、人からどう思われようとも「ベストショット」ですからね。まずはマネやオート設定からはじめて、少しずつ場数とセンスを磨いてベストショットを狙っていきましょう。

20131222 オルフェーヴル / Orfevre

 という概論的なことで結構な文字数になってしまったので、次は自分のこれまでの試行錯誤っぷりを晒しながらカメラの宣伝とかしていきます。次こそ読んでね(笑) →「競馬的カメラ略歴

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